田原市博物館企画展「日本ボタニカルアートの巨星 太田洋愛展」が開催されています
田原市博物館では10月2日(土)から、成章高等学校の前身・旧制成章中学校の出身で、日本を代表する植物画家であった太田洋愛(1910~1988)の企画展「日本ボタニカルアートの巨星 太田洋愛展」を開催しています。これについて、田原市博物館から報告とご案内をいただいていますので、以下に紹介します。
本日、10月2日(土)、田原市博物館企画展「日本ボタニカルアートの巨星 太田洋愛展」を始めることができました。コロナ禍で準備や調整などで難しいこともありましたが、なんとか調整にこぎつけることができました。これもご協力をいただいております愛知県立成章高等学校120周年記念事業実行委員会様をはじめ、皆さまのご助力あってのことと思っております。この場を借りて御礼申し上げます。
本日はオープニングセレモニーを開催しました。来賓として石黒実行委員会会長にお越しいただきましたが、実行委員会、成章会の役員の皆さま、先生方、さらに多くの生徒さんに参加していただきましてありがとうございます。あいさつで本市市長の山下が「地元出身でこんな人物がいたとは最近まで知らなかった。この機会に広く伝えていきたい」と申していましたが、我々も同じ思いで準備を進めてきました。日本を代表する植物画家であった太田洋愛を知ってもらうよい機会としていきたいです。また、本日は企画展を担当した館長の増山による熱のこもったスライドトーク(展示説明)がありました。11月3日(祝・水)にもう1度ありますので、よろしければご出席ください。
さて、展示室は太田洋愛の描いた植物画でいっぱいとなっています。細密に、科学的に描きつつ、かつ高い芸術性を持つ洋愛の絵は見ごたえたっぷりです。また、今日ご来館のお客様からは、「お花に囲まれるのは何歳になっても嬉しいものですね」との声をいただいているように、空間全体としていろとりどりの美しい光景となっています。
皆さまの博物館へのお越しを心からお待ちしています。田原市博物館